友人から急なお誘い。桜の開花宣言も出された年度末、神社好きの仲間と、東京駅から朝9時くらいの高速バスで鹿島神宮へ行く予定だが一緒にどうかという。ちょうどこの日は、予定があったのが流れて空いていて、今年始めに地元の神社で引いた「日本の神話おみくじ」、建御雷之男神 タケミカヅチノオノカミだったのです。これは「行く」と返事するしかない。
昨年から特に日本の古代史が面白くなり、神社もご利益を求めてというより、その土地のいわれだったり、伝承が面白くて巡るようになった。古代史好きにとって〈鹿島神宮〉はどうしてもお詣りしたいところ。その鹿島神宮の御祭神が「武甕槌大神」なのです。〈東国三社〉でもあり、常陸国一之宮でもあります。バスツアーも調べたりしていたところのお誘い、こんなに早く機会が訪れるとは思っていなかった、ありがたい。
東京駅から、鹿島神宮への行き方
JR東京駅「八重洲口」前に高速バス乗り場があります。もう目の前なので乗り場まで迷うことはまずないと思います。屋根もあって、傘いらずです。
「かしま号」は1番乗り場です。八重洲中央口から出るとそのままちょっと左手目の前です。並ぶためのQラインがあるので、それに従って並びます。
この日は平日の金曜日、午前8時40分発のバスは空席の多いまま出発していました。
私たちが乗る予定のバスは次の午前9時発の便。高速バス「かしま号」を利用して鹿島神宮はこれで2回目という友人は15分前くらいには並ぼうと思っているとのことで、私もその時間には乗り場前へ。まだ乗る人の列はできていませんでした。それくらいから数名の列ができたので私たちも列へ。一緒に参加するメンバーもその後に合流。
ただ、一人のかたが数日前にぎっくり腰になり、朝方も痛んで、それでも30分くらい遅れて来れそうと連絡があったそう。
【所要時間】
11時30分過ぎくらいに大鳥居をくぐり、末社、本殿、さざれ石、鹿園、奥宮、要石、御手洗池、御手洗池横の食事処で休憩、本殿前に戻り、おみくじをひいて、授与品や御朱印をいただいて、13時30分過ぎに大鳥居に戻ってきました。ちょうど2時間くらいでした。
この日はスムーズに参拝でき、混んでいるところは御手洗池横の食事処くらいでした。

境内の桜もちょうど咲いていましたよ。

楼門は鹿島神宮令和の大改修中で、令和8(2026)年上旬に工事終了、くぐり初めが予定されています。
楼門の手前左側、御手水舎があり、その奥の末社からお詣りしました。
- 熊野社…御祭神 伊弉諾命、事解男命、速玉男命
- 祝詞社…御祭神 太玉命
- 津東西社…御祭神 高龗神、闇龗神
- 須賀社…御祭神 素盞嗚尊


朝は雨でしたので奥参道には水たまりもありましたが歩きにくいことはありませんでした。

さざれ石
縦のさざれ石って珍しいと思いました。

鹿園
奈良の春日大社や広島の厳島神社とは違って、鹿さんはフェンスの向こう側です。


【奥宮】
奥宮の前には大きな一本の桜が花開いています。



奥宮の向かって左側から奥の要石のところへ。
奥の宮前のコーヒーショップも今回は立ち寄らなかったけれど氣になります〜。こちらにも甘酒販売されています。
要石
要石の前には大きな水たまりがあり、端のほうから近づきました。

御手洗池
急な坂を下って、御手洗池へ。帰り道はこれが上り坂になるのねと話しながら向かいました。
神秘的で、氣持ちも身も引き締まるような場所です。澄んだ湧き水に錦鯉もいました。

奥に回ると、ここから湧き水が。小金井の貫井神社を思い出しました。

休憩処「湧水茶屋 一休」

炭火で焼かれているお団子が魅力的でしたが、今回は大鳥居前の「漁師の番屋めし 鹿島豊栄丸」さんで海鮮を!と計画を立てていたので見送りました〜。次回はいただきたい!

こちらの甘酒はどれも鹿嶋の湧き水で仕込んでいるそうです。季節限定の『桜甘酒』にしました。桜の塩漬けがかすかに浮かんでいます。ほのかに桜が香り、塩漬けの塩味と甘さが調和しています。
メニューいろいろ

お蕎麦もあります。


帰りの上りの坂道、ゆっくり、会話しながらだったからか、楽に戻ることができました。
おみくじは大吉♪
お昼御飯はしっかりと、この後「漁師の番屋めし 鹿島豊栄丸」で。次の記事で紹介しますね。
大鳥居右側駐車場の売店

お昼も満足し、鹿島神宮の大鳥居右側駐車場の売店でお土産も買って、駐車場を抜けて高速バス乗り場へ向かいました。
東京駅行きの高速バス、「鹿島製鉄所」から乗ってくるお客さんが多かったです。