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東京国立博物館 「きもの KIMONO」とスタバの抹茶クリームフラペチーノwithわらびもち

8月23日(日)の会期終了も間近に迫ってまいりました、上野の東京国立博物館での特別展「きもの KIMONO」。

これだけの染織が一同に観られるのは、1973年以来とのこと。これは観ておきたい。

【入場方法はオンラインでの予約がおすすめ】

入場方法は、日時指定の事前予約制が導入されています。オンライン予約が難しい方のために当日のみ有効の日時指定券も若干枚のみ用意されているそうです。詳細は公式サイトのこちらから↓

https://kimonoten2020.exhibit.jp/reservation.html

ちょうど、博物館前にいく途中に「国立科学博物館」の横も通りましたが、こちらも入場のところにある看板に「オンライン予約をおすすめします」とありました。そして、博物館の門前に着いた時、ご年配の女性が「事前予約だって〜」とお連れの方の方に戻っていらしていて、暑い中、ここまで来たのに入れなかったら、悲しいだろうなと思い、胸が痛みました。今は、どこも事前予約制が導入され、ネット環境や操作が苦にならないといいのですが、そうではないと不便になってしまいました。

私たちは、15:00〜15:30の回にしました。

【待ち合わせをするなら】

着物の着付けの講師をしている友人と一緒にいくことにしました。友人は着物で来るとのこと。涼しい場所での待ち合わせを考えて、特別展があっている平成館の中で、現地集合で待ち合わせをしていました。最初は15:00に時間を設定していましたが、それだと並んで待つ時間も有りそうなので、15:30に時間を変更。

でも、結局は、敷地内は予約時間枠より早く入ることも出来ますし、本館などは時間指定なく特別展のチケットで入れますので、そちらで待ち合わせもできると思います。

ドラマ撮影にも時々登場する本館のこの場所

友人はいつもは銀座線利用とのことですが、Google マップさんが言うには、JR山手線・京浜東北線の鶯谷駅から行くのがいいと言ってきたそう。ただ、そちらのルートは日陰もなさそう。そして、私のルートはその時間帯だと銀座線も出てきていましたが、坂道もあるので、ちょっと金額は高くなるけれどお互い、JR上野駅から途中の公園の日陰を通っていくのが一番最短で涼しい、良いルートでは、と決定されました。

【JR上野駅の公園口の場所が変わっていました】

JR上野駅のホームに降りてから、公園口を目指します。

これまで、公園口改札から上野公園へは、信号・横断歩道を渡って行くようになっていましたが、横断歩道を渡らずに行けるようになっていました。そのため、場所が、これまでは、ホームから公園口改札に出るエスカレーター(階段)(山手線では7号車辺り)を上ってすぐの場所だったのが、ちょっと進んだ先の方になっていました。

山手線のホームからだと、入谷口は不忍口はエスカレーター(エレベーター)や階段を下りますが、公園口は上ります。

ここ、うっかり、エスカレーター(エレベーター)や階段を下っちゃうと、公園口の表示が分かりにくいので、ホームに降りたらすぐに公園口の表示を確認した方が無難です。

【パンダグッズいろいろ】

この前、本を貸してくれた友人がパンダ好きのため、そのお礼にパンダのグッズをお返ししようと、待ち合わせ時間より早めにJR上野駅に到着(14:30頃)。

改札内にもパンダグッズいろいろ。

公園改札出て、目の前にある売店に入ると、こちらがかわいくて使い勝手も良さそう。(税込¥390)赤いギンガムチェックの紙袋に入れてくださいました(無料)。

上野の人出は、決して少なくはない感じがしました。

「パンダグッズ」は他にも東京文化会館や、東京都美術館の売店(ショップ)にも置いてありますよ。

ちょうど、時間も14:50くらいになったので東京国立博物館を目指します。

ロンドンナショナルギャラリー展があっている国立西洋美術館横を通って、

右に曲がって、国立科学博物館の横を通って進みます。日陰が有り難い。

子ども連れの方、公園の日陰のところで遊んでいらっしゃる方も。

横断歩道を渡って、東京国立博物館へ。

チケットはお持ちですか?と聞かれ、オンラインのチケットの二次元バーコードの画面を見せると、「後でまた確認します」と言われ、右手側の敷地外のミュージアムショップだったところが今は閉まっていて、手指の消毒の後、建物入り口入ってすぐ、立ち止まってからサーモグラフィーでの検温の後、順路の案内にしたがって、門のところでもう一度チケットの画面を確認され、敷地内へ。

ちょっと早いので、正面の本館のミュージアムショップに立ち寄りました。

「ロッカーは、特別展 きものKIMONO」をご覧の方は【平成館】のロッカーをご利用くださいとのことです。

本館のミュージアムショップ、ステーショナリーなどの他に、陶磁器(有田焼・柿右衛門や今右衛門)、ハンカチ、懐紙、扇子、バッグ、見応えがあります。

【特別展「平成館」へ】

15:09に友人から上野に着いたと言う連絡が来たので、平成館には一緒に並ぶことにしました。平成館は、左手奥の建物です。

平成館に入ったのは、15:25くらいで、並ばずに、まっすぐ入口に入って、展示室に向かう上りエスカレーターの前で、チケット画面を見せて、これまでのようなチケットを渡され、エスカレーターに進みました。

帰り道、展覧会見終わって、このエスカレーターを降りると、平成館ラウンジ「鶴屋吉信」の方に16:30〜の回の列が出来ていました。そんなに並んではいなかったです。大きな字で「16:30」と書かれているので、すぐに分かると思います。暑い日が続いていますので、建物の中で待てるのは助かりますね。

友人のこの日のお着物は黒(紺)地に白い文様が入っていて、帯は薄いラベンダー色。帯にはトンボや秋の草が。帯留めは、箸置きをアレンジして作ったと言う手作りのもの♪見ているこちらも、心が躍る装いです。着るのは、苦しくて苦手ですが、見るのは大好きなのです。本当に、着物は見るものも楽しませてくれますね。

【展示室へ】

エスカレーターを上ってすぐのソファーのところで、しばらく涼む。準備万端の友人は(荷物が小さいのに、ドラえもんのポケットのように色々出てくるのです!)ニトリで買ったと言う充電式のハンディファンを持って来ていて、音も静かで(3段階調整できるそう)、持っていたら大分違うかも。

音声ガイドのナビゲーターは俳優の鈴木拡樹さん。IKKOさんのボーナストラックも聞けます。600円です。借りるときは、料金を窓口で支払って、プログラムと、展示されている場所の地図の載った一覧表を受け取り、感染症予防のため自分で手前側から取ります。音声ガイド第一会場へ進みます。

来場者は決して少なくはなく、思ったより多いと感じました。

展示されているものは、安土桃山時代など、そんな時代のお着物がこんなにきれいに保存されていることにも驚きつつ、地紋が蝶だったり、一点一点、美しさや手の込みように、息を飲んだり、ため息が出たり。本当にその数の多さにも、刺繍や細工の素晴らしさに圧巻。

武家の婚礼衣装には橘だったり、吉祥文様が決まっていて、公家とはまた違うとのこと。ちりめん・絞りの技術も当時からあったのですね。その辺を見たり、知ったりできるのも嬉しいですし、何より、町人たちが、こんなに美しい着物を纏っていたという事実にも驚きました。そのレベルの高さと言ったら。当時、外国人が日本に来てそれを見て驚いたとは、よく、テレビなどでも見て聞いていましたが、実際の着物を見ると、これは、雷に打たれたくらい驚くかも!と思いました。あまりにも町人たちの着物が豪華になりすぎて、豪華な刺繍などに禁止令が出るほどだったとは。そして、そこから、友禅などの染めが発展していったと。

もう「これでもか」と言うほど、会場全体、一点一点が「尽くし」でした。

第一会場では、他に、大夫の身につけていたものや、背中に大きく文字をあしらったものや、手の施されたものから、進むにつれて、パンチの効いた大胆な着物に巡り合っていく展開。

尾形光琳はデザインもしていたそうで、それも見所の一つでした。

続いて、第二会場では、大奥の、これまた豪華な装い。

天璋院篤姫が雀が好きだったそうで、雀が入っていたり、着物だけではなく、徳川記念財団の蒔絵の五段重など、これだけの贅沢な美術品を実際にこの目で見られるなんて、ため息が。

こちらには、ソファーも設置されていて、ちょっと座って休憩も出来ました。

「男の美学」と題され、信長の、フワフワで黒地に白のアゲハ蝶がドフワフワで黒地に白のアゲハ蝶が背中にドーンとあしらわれている陣羽織も、何匹もの獅子が配置されている秀吉の陣羽織も、とても「らしい!」ものでした。家康が石見銀山の鉱山師吉岡隼人に下賜した胴服も、音声ガイドで「おしゃれ」と言われていました。家康は『質素』と言われていた気がするので、こんなセンスの持ち主だったのかと驚きでした。

おしゃれ小物としての印籠も、遊び心もあり、心がくすぐられる感じです。

そして江戸っ子の粋「火消し半纏」、明治・大正・昭和初期のモダニズムきもの。久保田一竹のインスタレーション、人間国宝の森口一邦さんの友禅、最後はYOSHIKIMONO。ご実家が呉服屋さんだったYOSHIKIさん、こちらで生かせてよかったですね。

観覧時間は90分以内でお願いします」と言われていましたが、まあまあゆっくり回って、グッズも見て、ちょうど90分くらいでした。

【図録はネットで・送料はショップによって違います】

展覧会から帰ってから、【図録】をネットで注文しました。送料が他のショップよりお得だった「朝日新聞SHOP」から申し込みました。東京の場合、注文してから中一日明けてから、すぐに届きました!

圧巻!内容が盛り沢山で、分厚くて重いので、これを持ち帰るのは大変だったかも。ネットで注文して正解でした。買って良かった!

暇さえあれば、うっとりと眺めています。それにしても、この内容で3,000円なんて、ありがたすぎる!

【抹茶クリームフラペチーノwithわらびもち】

帰りは、スタバの上野恩賜公園で、会うのは一月以来の友人と久しぶりに歓談。

「抹茶クリーム フラペチーノにわらびもちを追加するのが美味しいらしい」と聞いて来た友人。私も同じものを注文しました。

抹茶クリームフラペチーノ Tallサイズで490円にプラス100円でwithわらびもち。ストローは専用のこれを渡されました。わらびもちもストローで吸うんです。タピオカみたいに!?美味しさに会話も忘れるくらい?

席は、向かい合わないような配置になっていました。

帰りは上野駅で、手のひらサイズのこれを買って帰りました。食べやすい大きさでジューシーでした(税抜き180円)。



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