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【渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム】『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』混雑具合、見どころ、所要時間などレポート

渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアムで7月16日(土)から開催されている『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』、夏休み期間の平日金曜日の午前中に行ってきました。

一言で言うと、子どもの頃に出会っていたかった かこさとしさんの絵本!

Bunkamura ザ・ミュージアムは建物入って、インフォメーション過ぎて右手、地下1階。

この先のエスカレーターを下って、

エスカレーターを下りたら、左手後方が入口です。

【チケット】

チケットは土日祝と8月29日(月)〜9月4日(日)は一部【オンラインによる入場日時予約】が必要です。

その他の日は当日窓口、もしくはオンラインチケット《MY Bunkamura》でチケットを購入する形です。

オンラインチケット《MY Bunkamura》だと、登録料・システム利用料 無料で、チケット窓口に並ばずに直接会場へ入れて便利!さらに、当日券も嬉しい100円引きでお得です。

今回は当日窓口で買いました。

《入場料・当日券》一般 1,400円/大学生 800円/高校・中学生 500円

【会場について】

会場内にはお手洗いがありません。不安な方は会場入口前から先に進んだところのお手洗いで先に済ませておくと安心です。

【感染症対策は?】

会場入口でチケット確認の後、手指のアルコール消毒と、検温はタブレットの顔を近づけるタイプ。

【ロッカー】

会場入って左手側が順路。ロッカーは右手側にあります。身軽に観て回りたい方は預けられる荷物はロッカーへ。

こちらのロッカーは無料で、100円玉も不要!この手間がかからないのってありがたい!

《会場観終わって》、左手がグッズ売り場と出口、右側がロッカーです。出口から出る前にロッカーから荷物を持ち帰るのをお忘れなく!

ロッカー前にはスツールも置かれています。

【混雑状況】

Bunkamura ザ・ミュージアム前に着いたのが午前11時。絶え間なく入場する人はいらっしゃいますが、チケット売り場も入館も並ぶことはなかったです。

やはり夏休みと絵本作家さんだけあってお子さま連れが多い印象でしたが、大人だけやお一人様、ご年配の方から幅広い年齢層の方がいらっしゃっていました。

会場内も、人だかりなどはなく、1点1点、ゆっくり観ることができました。

【撮影について】

写真撮影は、会場最後の方のフォトスポットで静止画のみOK。

【見どころ】

壁に書かれた かこさとしさんのメッセージ。主に『未来のだるまちゃんへ』より抜粋されたもの。

年齢を重ねて、大切にしたいなと思うようなことがそのまま書かれている。例えば、

子どもたちは、ちゃんと自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の力で判断し 行動する賢さを持つようになってほしい。

その手伝いをするのなら、死にはぐれた意味もあるかも知れない。

かこさとし『未来のだるまちゃんへ』・かこさとし展子どもたちに伝えたかったことパンフレット

展示室入ってすぐは、絵本の絵とは違った印象の絵画の数々。時代背景もあって自画像も。

紙芝居や映像。映像はモノクロで濃淡で表現されていて、登場人物や情景も略して描かれているようでもしっかり伝わってくるのは何なんだろう。

歌や音楽、季節の花々や日本の伝承文化も愛した かこさんの思いがあふれるほど一点一点から伝わってきました。

映像の絵の感じと、絵本の色とりどりの細かい表現と全然違って、稚拙な表現ながら「すごい〜」。

縦約1.5m、横約5mという大きさながら、その一つ一つは1センチから2、3センチ?という超細かい最晩年にかこさんが描き残した「通称 生命図譜」。どこから描き始めたの?構図や配置は最初から頭に入って描き始めたの?

【所要時間】約1時間30分

《11:00頃》入場 ロッカーへ

《11:05頃》展示のほうへ

『東大セツルメント川崎会』の紙芝居の映像もあります。

戦争の頃のお話で、ちょっと胸が締め付けられる内容もありますが、当時の親も子どもたちも力強く乗り越えていったことが伝わってきます。

「きょうだい」がいて上の子の視点で語られます。

●「ぼくのかあちゃん」約5分

●「自転車にのってったお父ちゃん」約11分

フォトスポット手前では、かこさとし(加古里子)さんの晩年のインタビューなどの映像があります。絵本作家のヨシタケシンスケさんや哲学者の國分功一郎さんとの対談の様子など。こちらは約16分の映像です。ちょっと聞き取りづらいですが、字幕も入っていて要所要所は感じられます。

《12:30頃》フォトスポットでの写真撮影終わり。グッズ売り場へ。

ここで、グッズ売り場へ行く前に、右側のロッカーで預けた荷物を持ってグッズ売り場へ行った方が動線的には良かったかも?

《12:40頃》グッズ買い終わって、ロッカーの荷物を取って、展示室出口を出ました。

約1時間30分でした。

「通称 生命図譜」や、かこさとし展グッズ、Bunkamura ミュージアムショップをゆっくり見たいと思ったら、もう少し時間が必要です

【フォトスポット】

【グッズ】

グッズは、文具系だとA4ファイル、マスキングテープ、一筆箋など。ぬいぐるみや巾着(¥1,300くらい)、バッジ、食器類もありました。

図録は税込み¥1,650。特典にポストカードが付きます(図録左)。

写真左真ん中と左下のカードは税込み¥132。

写真真ん中の真ん中と下は和紙のカード税込み¥154。

Bunkamura ミュージアムショップのポストカードや、ガチャガチャの中身もステキでした。

【山種美術館「水のかたち」との相互割引があります】

渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』のチケット提示で山種美術館展「水のかたち」の入館料(一般料金、大学・高校・中学生料金)が相互割引となっています。※入館チケット購入時に受付に提示。購入後は割引になりません。

【かこさんについて】

子どもの頃、絵本って読みましたか?

私は、本は小学生の頃も教室にある文庫の本や、休み時間にはいつも図書館へ通っていたので本は読んでいる方だと思っていましたが、かこさんの絵本に出会ったのは大人になって、しかもここ一年とかのこと。

以前、テレビでかこさとしさんの特集があっていて、戦争とかあの時代、「男は強くあれ」みたいな時代だったと思うのに、東京大学の学生時代からサラリーマンになっても休日は「セツルメント活動」の一環で「子ども会」の活動を続けていた、など知って、こんな人がいたんだと衝撃を受けた。

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