今年の夏は「これまでにない酷暑」とも言われていましたが、それでもお盆を過ぎた頃からツクツクボウシの声も聞こえ始めました。
そして昨日は、二十四節気では「処暑(しょしょ)」でした。
『にっぽんの七十二候』という本によると、「『処』とは止まる、留まるという意味。8月後半にさしかかると、日中は相変わらずの残暑は続くが、朝夕は暑さが収まり、過ごしやすくなってくる。」と説明されています。
天気予報でも今週から暑さは凌ぎやすくなるとのこと。ちょっとホッとしますね。そして、朝の窓から入ってくる風が、身体を撫でてくれるのがちょっと心地良い涼しさを感じました。
実は、本来の七夕はこの頃。
今年の旧暦七月七日は、8月25日の明日です。
明日は夜空の天の川を眺め、織姫と彦星、そしてカササギの橋に思いを向けてみるのも良いかも知れません。