上野・東京都美術館での『マティス展』、今度の日曜日8月20日までです。駆け込みで足を運びました。
【チケット当日券の売り場窓口の様子】
前日、オンラインでは10時〜の入場枠は売り切れていて、11時〜入場枠を買って東京都美術館へ。
10時30分頃、都美館に到着。
当日券のチケット窓口は10時入場分、まだ販売されていました。この時間帯、買うために並んでいる人は2人くらいでした。
その後、10時45分くらいには美術館入口近くまで当日券チケットを買い求める方の列が伸びていて、《11時〜》の入場枠のチケットが売られていました。
【コインロッカー空き具合は?】
10時半過ぎですでに手前側のロッカーは空きがありませんでした。
『マティス展』が開催されている企画展示室の先の方にもコインロッカーがあり、そちらはまだ空きに余裕がありました。
100円玉が戻ってくるタイプのロッカーです。100円玉をお忘れなく!
【次回の入場枠の列は?】
11時〜の入場枠の列は、10時50分頃に案内があり、中庭のガラス窓に沿って並んでくださいとのこと。5分後にはあっという間にもうその列は折り返してできていました。
【入場はその枠のちょっと前から】
まず目視でスタッフさんがスマホ画面のチケットを確認してから、2次元バーコードを読み取り機にかざして入場です。
【1Fは嬉しいことに写真撮影が可能です】
LBFが第1章から第3章、1Fが第4章から第5章、1Fは写真撮影が可能です(動画は不可)。2Fは第7章から第8章。2Fは写真の撮影はできませんのでご注意を。
《51 ニースの室内、シェスタ》
図録の表紙にもなっていたこちら↓《80 黄色と青の室内》
【グッズ】
グッズは企画展のショップだけでなく都美館入口正面のミュージアムショップでもコラボの商品が買えますよ。
企画展のショップ、今回はちょうど友人へのお土産も探していて、お手頃で「これ!」と思うのがありましたよ。
〈カフェオレコーヒーバッグ各¥390(税込み)〉
コーヒー焙煎家、オオヤミノルさんのオオヤコーヒーとのコラボです。
図録も買ってしまいました〜!¥3,300。表紙は3種類。《58 座るバラ色の裸婦》、《80 黄色と青の室内》、《金魚鉢のある室内》表紙になっている作品は3枚とも好きで迷ってしまいましたが、ブルーと黄色の反対色でレモンがかわいい《80 黄色と青の室内》の表紙にしました。
【嬉しい味比べ!】
↓こちらはポストカードと広島の色んなお店のレモンケーキとの組み合わせ。レモンケーキについているポストカードは組み合わせが決まっています。ポストカードで選ぶかレモンケーキで選ぶか。¥360〜。
帰ってティータイム。ペロッと頂いちゃいました。
【所要時間】
グッズまで買って、会場を出たのはちょうど12時30分頃でした。途中椅子には座らず、わりとゆっくり回って、最後の映像もしっかり観て、グッズは会場を一周りして、1時間30分でした。
【感想】
「フォービズム、野獣」と言われるけれどもしかしたら現代では「Kawaii」かわいい!と言われちゃうかも!と恐れながら思ってしまうマティスの作品。
点描にチャレンジしたり、自画像を何枚も描いていた。
彫刻というアプローチで対象との本質に向き合っていた。
大病をして一命をとりとめた後の晩年は、カラフルな切り紙絵も。
ヴァンスロザリオ礼拝堂のデザインも手掛けることになったマティスの言葉が展示室の壁に記されていた。すごくいい言葉だった。「運命が与えてくれた仕事」みたいなことを言っていた。あぁ、図録にもこの言葉載せておいてほしかった!マティスにかかると《聖母子》がこうなるのねと。
ヴァンスロザリオ礼拝堂のステンドグラスの青が白い壁に映えてとても美しかった。青と黄色と緑も。荘厳な中にもポップでモダンな他のどこにもない礼拝堂。
展覧会はこうやって一人の人がひたすらに、ひたむきに向き合っているのが伝わってきて、それがほんとに希望になる。
また、マティスが二度目の結婚相手と訪れたイギリスではターナーの研究もしています。ちょうど今、国立新美術館では『テート美術館展 光_ターナー、印象派から現代へ』が開催中です。10月2日(月)まで。