ほぼ日『生活のたのしみ展』会場までのアクセスの記事と内容がかぶりますが、古代メソポタミアの文学作品『ギルガメッシュ叙事詩』の中で、女神シドゥリが不死を求めてやまないギルガメッシュに語った言葉がこれ。「美味しいものを食べ、踊って楽しみ、着るものは清潔を保ち、水を浴びて髪や身体を洗い清め、あなた自身を喜ばせなさい。子どもに眼をかけて、妻が喜ぶようにしなさい。これが人間のなすべき業です。」古代メソポタミアの時代から、もう悟りをひらいていらっしゃる。結局、普段の生活を周りの人と喜び楽しむこと、に尽きるんだな。
日記をつけて20年近くになりますが、今までどうして「ほぼ日手帳」を選んでいなかったのか不思議なくらい。お値段にハードルを感じてたのもあったのかもしれない。でも今年はね、また、いつも取る行動とはちょっと違ったことをしようと思って、お値段のハードルを超えて、「ほぼ日手帳」デビュー。それをつくり、広めた糸井さんがどんな方なのか知りたくて、まずは糸井さんの本も読んでみて、言葉や文体の表現、考え方や心のあり方、生きる姿勢のようなもの、なんだかいいなぁと。それから「今日のダーリン」も毎日たのしみにしています。
「ほぼ日について」
株式会社ほぼ日は、糸井重里が主催する
ウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」と、「ほぼ日手帳」などいろんな商品を販売する
ウェブストア「ほぼ日ストア」の運営を中心に、
人びとがつどう「場」をつくり、「いい時間」を
提供するコンテンツづくりをめざして、
企画・編集・制作・販売をしている会社です。
『生活のたのしみ展』公式パンフレットより
「場(空間)」と「時間」をいいものにする意識、もちあわせたいですね。
『生活のたのしみ展』は、そんな「株式会社ほぼ日」が主催の、
たくさんのお買い物企画、
トークショーやパフォーマンスなどの催し、
ウェブコンテンツや配信でたのしめる仕掛けなど、
出展者のみなさんとほぼ日がいっしょにつくりあげる
「コンテンツのフェスティバル」です。
『生活のたのしみ展』公式パンフレットより
『生活を楽しむこと』は私の「設定」でもあります。場の雰囲氣も味わいたく、そこに身を置いてみたく、休日の合間の平日5月2日(火)、出勤前に(ゆっくりめの出勤なんです)足を運びました。
2023年の会期は4月29日(土・祝)〜5月5日(金・祝)、11時〜19時(最終日は18時まで)。
【入場料】無料
【会場】西新宿の新宿住友ビル 三角広場
【お買い物袋は不要です】買い物をしたら、不織布でできたほぼトリドリイラスト入りのバッグに入れてもらえるのでエコバッグを忘れても心配ご無用。バッグは大きいほうが青で、中くらい(小も兼ねる)のは黄色。どちらも鮮やかな色味でこの季節に映えます。
【会場到着】オープン15分前の《10:45》に到着
既に開場待ちの列ができていました。「最後尾」のプラカードを持ったスタッフの方がいらっしゃいますのでそちらに並びます。並ぶ列は、一列に2人ずつ並ぶようになっていて、この時間に到着して二列目の後方でした。そのあと5分後にはあっという間に四列目後方くらいまでになり、その後も続々と皆さんいらっしゃっています。
最後尾プラカードを持ったスタッフの方とは別に、パンフレットを配っているスタッフの方、オレンジの大きめな不織布でできた買い物袋を配っているスタッフの方がいらっしゃいました。
【入場開始】列が動き始めたのが《10:50》
一列目の列が動き始めたのが《10:50》。それからしばらくして私の並んでいた二列目が動きました。会場はこの先の「三角広場」。
【会場入場】《10:53》
【服装について】屋根がこんな感じなので、会場、寒がりの私でも暑めに感じました。マスクをしている方がほとんどでした。マスクでちょっと暑かったです。
オレンジ色の買い物袋、もらい損ねた〜と思っていましたが、会場入ってすぐにもたくさん下がっていました。
【会場と同時に長蛇の列】「なかしましほのおやつの店〜私がセレクトしたおいしいものたち〜」
なんとなく、ぷらぷらしようと思って行きましたが、食べ物系で何か買って帰ろうと。
会場入って左側が「もぐもぐレモン通り」。『たのしみ弁当』『中村食糧の基本のパンとジャムなどのお店』、梅干しやさん『BambooCutの梅と星』も。
会場入口入ってすぐ右手側は「ウェルカムオレンジロード」。WO-1『ほぼ日と湖池屋のあげたてポテチ®直売所』、WO-2『なかしましほさんのおやつの店』はこちら。
流れで『ほぼ日と湖池屋のあげたてポテチ®直売所』にならぶポテチを手に取りました。(税込 750円)※ポテチは「のり塩」味、「うすしお」味の2種類。入退場口手前側の塊が「のり塩」、奥側が「うすしお」。目指しながら一瞬迷って奥側の「うすしお」に手を伸ばす。2度楽しめる「レモンペッパー」の別袋付き!
そしてお隣がWO-2『なかしましほさんのおやつの店』、と思ったら左手に伸びる長蛇の列。そこで会場アナウンスが。
「『なかしましほさんのおやつの店』最後尾は「やぐら」のところです。」
列をたどって、最後尾に並びます。
列は「おしゃれパープル」OP-9「フランスから来たやさしいスニーカー VEJA & socks」と「スカーレットミュージアム」SC-1「ほぼトリドリ SHOP」の間の通路のほうに延びています。
ここがやぐら「たのしみやぐら」。
大画面も。
それからしばらくして「『なかしましほさんのおやつの店』最後尾は「お会計レジ」の入口のところです。」
と会場アナウンス。徐々に列が延びています。
列に並び、進みながらどんなお店が並んでいるか、脇のお店を遠目に眺めます。「プラチナマルシェ」PL-2『鉱物と彫金のジュエリーのお店 Filly Jonk』も人氣でした。
「なかしましほのおやつの店〜私がセレクトしたおいしいものたち〜」入店は《11:08》
店先には、レッド、黒に近いネイビー(たしかミッドナイトなんとかという名前らしい。うろ覚えで申し訳ない)、カーキの3色の「OYATSUバッグ」。ここ限定品で、なかしまさんのいちおしがぎゅっとお菓子7種類とコーヒーの詰め合わせ。バッグ3色あれば迷いすぎて買うの断念しました。賞味期限はこのGW中と短めです。金額は3千円を超えます(うろ覚え)。
この日の「OYATSUバッグ」、12時11分には完売と公式ホームページに出ていました。
「OYATSUバッグ」の他に、奥の棚には「なかしまさんおすすめのセレクトおやつ」も並んでいます。「おやつミックス」も。
京都・亀屋良長さんの『ほのほの』レモン&チーズ味、キャラメル味の2種類、こちらも氣になりましたが、同じく亀屋良長さんの『スライスようかん』バターが乗っています(税込 630円)。
包みが美しい「ジュウニブンベーカリー風船パン」(税込 430円)。この日は11時27分には完売していました(公式ホームページより)。
ここから、「もぐもぐレモン通り」お弁当の方へ向かいました。
カジュアル割烹サノ松さんのお弁当はまだ買うことができましたよ。出張料理 DECOさんは完売。
完売情報は公式ホームページ「NEWS」にアップされます。
「もぐもぐレモン通り」『中村食糧の基本のパンとジャムなどのお店』のパン《11:16》には完売
この時間帯はまだレジは空いていました。
「スカーレットミュージアム」SC–3『土をつかわない植物のお店 みどりの葉奏音(ハート)』もいいですね。
「スカイワールド」SK-6『つかってみてよかったキャンプ道具のお店 こいしゆうか✕ほぼ日』にあった「印度カリー子さんのスパイスカレー」混ぜるだけで出来上がるというものが。900円台。種類はチキン、トマト、かぼちゃの3種類。一袋で3〜4人前分。これ良さそう。
あとは「ピンクテーラー」PK-3『NAOTOの育てる靴。』。「ピンクテーラー」は注文を受けて後日配送で届くお店が集まっています。その場で買える商品もあるとのこと。NAOTOは以前奈良に旅行したときに知って、その後、東京・蔵前にも出店され行ってみようと思いつつもなかなか足を運べていなかったので、氣になっていたDANIELA とKEDMAで合うサイズを見てもらいました。丁寧に対応してくださってありがたい。次々にお客さんもいらっしゃっていました。
会場をざっと巡って、革のこちらのミントの、まずはポーチがかわいくて目に止まりました。ポーチは3,800円だったかな。お店は「スカイワールド」SK-9『warang wayan パリとモロッコのカゴの店』だったか。ポーチはちょっと予算オーバーで代わりにペンケース税込1,980円。
《11:45》レジの列に並ぶ。
空いたレジは番号札が上がるので自分の番が来たらそのレジを目指すのですが、今日は空いたレジを案内してくれるスタッフさんがいらっしゃってスムーズ。
レジの方「こんなようかんがあるんですね」「そうなんです。ちょって羊羹が最近恋しくて」、「この包みがきれいなこれはなんですか?」「これはパンみたいです」と会話。「パンが柔らかいのでこちらの大きめのバッグに入れますね、あ、でもどちらがいいですか?」と金の斧と銀の斧のような会話に笑。もう一つのサイズの小さい黄色の方も心惹かれましたが、そして物語ではこういうときは小さな方を選んだほうがいいが、レジの方が最初に勧めてくださった大きい方の青いバッグにいれてもらいました。
レジの案内もレジの方とも楽しくお話できて心地よい余韻が残りました。
と思っていたら、本日の夜の公式ホームページ「テキスト中継」のタイトルが「レジがたのしいって、どういうこと?」だった。
レジがたのしいって、どういうことだろう?
ナゾー菊地:「レジをしていると、その間に、お客さまと言葉をかわすじゃないですか」
(中略)
「あとはですね、『これは旦那にはだまって買って、最初から家にあったかのように置いておくやつです』と教えてくださったりします。
そんなお話が、めちゃくちゃおもしろいんです」
公式ホームページ テキスト中継 「レジがたのしいって、どういうこと?」
《11:52》お会計済ませて退場口を出ました。
新宿駅までの道のり、もう一つの黄色いバッグを下げている皆さんを見て幸せな氣持ち。
「ジュウニブンベーカリー風船パン」はこんな感じ。
もう来年のことを考えている。今年は出勤前だったので時間を氣にしながらの会場巡りでしたが来年は休日にゆっくり回ろう。