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【東京・府中市美術館】『アーツ・アンド・クラフツとデザイン (ウイリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで)』 所要時間、混雑具合、グッズ

【府中市美術館・アクセス】

府中市美術館、徒歩で行ける範囲の最寄り駅は京王線・東府中駅北口から17分。

今回は、JR中央線武蔵小金井駅南口から出てすぐ目の前のバスのりば【1番乗り場】から出ている京王バス府中駅行き(一本木経由、武71)「一本木」下車すぐ」とのことで、そちらを利用しました。こちらの(一本木経由、武71)だと「天神町二丁目」バス停からも下車すぐです。

1番バスのりばは南口出てすぐ目の前で便利です

同じく、JR中央線武蔵小金井駅南口から京王バス府中駅行き(学園通り経由、武73)がでていますが、これだと「天神町幼稚園」下車徒歩8分です。

「一本木」バス停で降りて、そのまま直進して1つ目の信号を渡って左手に見える建物が『府中市美術館』です。

矢印に沿って進みます。

【感染症対策】

入り口で、手指の消毒と手をかざして検温します。

【チケット】

チケット販売窓口は正面入口から入って左側。

一般 900円。支払いは現金のみの取り扱いです。

【展示室へ】

『アーツ・アンド・クラフツとデザイン  ウイリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで』の展示室はこちらのエスカレーターを上って2階です。

【ディスプレイも細部まで可愛らしい】

東京・府中市美術館は「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマとしています。今回の『アーツ・アンド・クラフツとデザイン (ウイリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで)』は、府中市美術館のテーマと共通するものがありますね。その先駆けとなったウィリアム・モリスは普段使うものであったり身の回りのものこそ、手仕事で丁寧に作られたものに囲まれ、貧富の差関係なく、暮らしの中に美と彩りがあるように、との思いで試行錯誤しながら会社を立ち上げました。

今年、7月から10月上旬まで東京都美術館で開催されていた『フィン・ユールとデンマークの椅子』でも、生活の中の美、に込められた思いを観ることができました。

「開催概要」府中市美術館の思いも伝わってきて、メモして残しておきたいほど好きな文でした。

最初の、ライティングデスクが展示されている部屋の、壁に書かれた説明書きも好きでした。これから行かれる皆様、ぜひ、この文も楽しんでください。

花や果物、鳥、パターンを繰り返したり、左右対称だったり、色の出し方や組み合わせも絶妙。

アール・ヌーヴォーと呼ばれる様式が始まる前からモリスは植物をモチーフにデザインしていたのですね。

《ひまわり》、モリスのひまわりはこうなるんだなとか。

モリスがインディゴ染めに苦労しながら、工夫しながら何度も試行錯誤してようやく仕上がった作品も並んでいます。

今、100円ショップのセリアでも話題になっているウイリアム・モリス「いちご泥棒」。人気だそうですが、インディゴ染めの本物の実物の「いちご泥棒」のタペストリー、実はこんなに色んな色が重ねられ、苦労の末に出来上がったものだと分かり、感慨もひとしお。

ガラスの器の、影も美しかったです。図録には影の写っているものとそうではないものがあるので、実際に会場で影まで楽しめるのは嬉しいですね。

家具も、刺繍の布張りだったり、うっとりさせられます。

【所要時間】

11時25分に入室して、ゆっくり、一点一点丁寧に観て回って、会場を出たのが12時5分。40分ほどあれば、ゆっくり観て回ることができます。

次の予定がなかったら、でも、もっとゆっくりしたかったです。

【ちょっとしたお土産が嬉しい】

お一人様1枚ずつですが、楽しんでもらいたいという氣持ちが伝わってきます。どのスタンプにしようか迷いますね。

【家に帰ってからも楽しめる工夫が嬉しい】

自宅で「紙遊び」からダウンロードして、ブックカバーなども作ることができます。嬉しい心遣い。

【休憩の椅子もモリスデザイン】

【グッズ】

展覧会図録 ¥2,400。

イギリスにちなんで、キューブ型の紅茶もありました。こちらはハーブティー↓¥270 。封筒で送ることができる大きさ。

ポストカード各¥110。

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