JR京浜東北線「北浦和駅」近く、北浦和公園内にある「埼玉県立近代美術館(MOMAS)」へ。
公園は大きな木と噴水もあり、のどかな雰囲氣で氣持ちがいい。
建物も近代的。建築デザインは黒川紀章さん。
企画展のチケットでMOMASコレクションの展示室にも入ることができます。
今回は、企画展「シアトル→パリ 田中保とその時代」のチケットでMOMASコレクションまで観て帰りました。
【MOMASコレクション観覧料】
一般200(120)円、大高生100(60)円 ※()は20名以上の団体料金。
企画展のチケットでも観覧できます。
【2022 MOMASコレクション 第二期 選りすぐりの作品が揃っている!】
外にも彫刻展示があります。
【2022 MOMASコレクション 所要時間】
〈12:30〉に入室して、ゆっくり1点1点見て回り、今日座れる椅子にも座ったりして、展示室を出たのは〈13:05〉でした。滞在時間は35分でした。
【2022 MOMASコレクション 第二期 9.3〜11.27 展示内容】
ウジューヌ・ブーダン、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ロートレック、シスレー、ジョルジュ・ルオー、マルク・シャガール、ピカソ、そしてモーリス・ドニも!と心が踊りました。さらに、ポール・デルヴォー、埼玉・越谷市出身の斎藤豊作さん。斎藤豊作さんは初めて知りましたが、点描画のような画風。東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業して、フランスに留学され、そのままフランスの地で一生を終わられています。
モネの作品は《ジヴェルニーの積みわら 夕日》と《ルエルの眺め》。ここにも《ジヴェルニーの積みわら》がある!とうれしくなりました。《ルエルの眺め》は印象派のイメージがあまりわかないですが、木々の枝と葉が細かくて好きだなぁ。ルノワール《三人の浴女》も。モーリス・ドニ、子どもの絵、多いですよね!その中でも《シャグマ百合の聖母子》、可愛らしいですね。また、ゴーギャンの作品は木版で珍しいと思いました。
ルフィーノ・タマヨの作品も、なんとも味わいがあっていいです。
それから、「さいきんのたまもの」と題して昨年所蔵された野見山暁治さんや秋岡美帆さんの作品など。
同じ色を重ねたものでも、色の順番で違いが出るのですね。そういう面白いものも観られます。
今は月の美しい時期ですね。「月を待つ─日本画の夜景」、盆踊りの絵は今にも太鼓の音や人々の賑わいが伝わってきそう。
そして、ここに「今日座れる椅子」があります。
ラタンのラウンジチェアでした。可愛らしい。
【埼玉県立近代美術館 今日座れる椅子・今日見られる椅子】
埼玉県立近代美術館は「椅子の美術館」とも呼ばれているのですね。
今日見られる椅子はこちら↓。横には説明書きもあります。
館内入ってすぐに休憩スペースもあります。こちらの石の椅子も外の緑が目に入り、開放的で心地よいスペース。
【イベント アート体感ワークショップ】
イベントも開催されています。
申込みはインターネットからのみです。
【ミュージアムショップ】
ミュージアムショップの品揃えのセンス、お値段も手頃価格なものから。だれかにちょっとしたプレゼントをするのも、と贈る相手の顔が浮かびました。
埼玉県産のものも。
次回行ったときはもう少しゆっくり見たいと思いました。