今年は立春が2月3日、節分は2月2日になります!
それは、124年ぶりとのこと。
恵方は『南南東』です!
立春とは、二十四節気では新年の始まりともされていて、立春正月とも言うので、明日からまた心機一転、新しい1年が始まりますね♪
中国から伝わった厄払いの風習「追儺(ついな)」が日本に伝わり、平安時代には宮中行事として新しい1年が始まる前日に陰陽師が中心となり厄祓いを行っていました。
京都の平安神宮では、「大儺之儀(だいなのぎ)」といって宮中で執り行われていた節分祭を再現されますが、「鬼は外」ではなくて「鬼やろう」と声を上げます。
【鬼】
鬼(邪気)とは、病気や災難のこと。今では、顕微鏡などで目に見えない細菌やウイルスが原因で感染症がうつるとか、予防法も分かってはきましたが、当時は今よりも恐ろしかったと思います。
また、心の中にある、怒りや嫉妬や怨みつらみなど、苦しい思いもそうです。
自分や人に、必要以上に厳しくしてしまうことも、そうかもしれません。
お多福さんの由来
もう一つ、節分の豆まきと言えば、「鬼」と「福」。「福」の象徴、『お多福』さんです。
追い払った鬼がまたやって来るのを、お多福さんが優しく諭し、鬼が改心し、打出の小槌を人々に献上し、めでたしめでたし、となったそう。
自分のうちにいる鬼は、お多福さんの役割の優しさや美味しいものや楽しいもので、心を明るくして過ごしましょ。