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三菱一号館美術館「画家がみたこども展」へ・グッズはガチャ回してお腹がくすぐられる

NHK Eテレ『日曜美術館 アートシーン』で知り、ぜひ行ってみたいと思ったこの企画展。三菱一号館美術館は、東京駅からほど近い、丸の内のビルに中に、赤いレンガ姿が、歴史が続いてきたことを思わせてくれて、落ち着いた雰囲氣で大好きな場所のひとつ。中庭がホッと一息つけて、また好きだなぁ。

【美術館の観賞・知っておくといいこと】

美術館って、なかなか敷居が高かったりしませんか?美術館での基本のお作法(マナー)を知っていたら、少しは肩の力が抜けて、楽しめると思います。

  • 〈NG〉傘、日傘など先の尖ったものは、持ち込めない
  • メモを取りたい場合は「鉛筆」だと大丈夫なところも。シャープペンやボールペン、鉛筆以外はNG
  • 写真撮影は決められたところで

他には、携帯電話・スマホはマナーモードに。靴は歩くときになるべく音の出ないもの。作品の保護のため、くしゃみや咳はハンカチなどで押さえる(これは、今はマスク着用になったのでその観点からはいいですね)。こちらも作品の保護のため、飴やガムを口に入れたまま観賞しない。などでしょうか。

【必需品・持っていくといいもの】

  • 100円玉(ロッカーに荷物を預ける時用)
  • 小さめのバッグ(荷物をロッカーに預けたとき展示室に貴重品などを入れて持ち歩く時用)
  • 羽織りもの(展示室は室温が低めに設定されていることが多いので不安な方は羽織りものがあると身体が冷えずに済みます)
  • グッズ買った時用の持ち帰り用袋(エコバッグ)

【入館の前に】

館内に入るまえに、額での検温と手指の消毒。

館内に入り、その先で、2次元バーコードを印刷したものか、ダウンロードなどした画面にて提示。

こちらの美術館は毎回のことながら、スタッフの方々が声をかけてくださるので、勝手がよく分からなくても安心。

ロッカーに、荷物も預けられます。ロッカーは、展示室へ行くエレベーターの先にあるので、スタッフの方に一言、ロッカーに預けます、と伝えました。

ロッカーは100円を入れて鍵をかけるタイプ。大きさも、小さいのから中サイズなどあります。奥に行くほど大きいサイズのロッカーになっています。100円は荷物を取り出すときに戻ってきます。(「お忘れなく」とご丁寧に表示されています。)

【お手洗い】

現在、感染症予防のために、エアタオルが使えなくなっていますが、その代わりペーパータオルが備え付けられています。

【所要時間】

今回は、ゆっくり回って、ほとんど、他に人もいなくて、(一部屋に自分だけか、多くて3人くらいでした)

11時~の入館で、ロッカーに荷物を預けたり(100円戻ってきます)、お手洗い済ませたりして、11:10頃から展示室を回って、ショップもゆっくりみて、一時間くらいでした。

【展覧会のみどころ〈子どもたちのファッション〉】

ゴッホ、ゴーギャン、ナビ派の画家などが描いた子どもたちの絵の展覧会。

「なぜ?セーラー服を着ている男の子たちが多く登場するの?」

「兄弟姉妹の服がお揃いの服を着ているのはどんな理由から?」

「女の子たちがエプロンやスモック姿でいるのはなぜ?」

『服飾史』の視点から眺めているのも、おすすめされています。(答えは本展の見どころガイドに載っています)

また、ナビ派のやわらかい、ふんわりとした色使いも良いですね。

【展示内容】

開館10周年を記念してのこの展覧会。

19世紀末、新たな時代の芸術を模索するナビ派の画家たちのまなざしで見た当時の子どもたちは、さて、どんな様子なのでしょうか。そして、「さあ、こどもに戻ろう」と呼び掛けられているように、ここにいる間は、こどもに戻ろう!

最初に迎えてくれるのはこの二人。

こちらはグッズのポストカード。塗り絵つきの2枚組。税込み¥153

写真のようなこの作品。モーリス・ブーテ・ド・モンヴェルの〈ブレのベルナールとロジェ〉1883年 パリ・オルセー美術館蔵。

モデルになっていることが嬉しいような、どこか緊張しているような、その混ざりあった感情がこの二人の表情から汲み取れる気がします。

そして、「『少女』と言えばルノワール!」の作品にも会えます。

〈マルセル・ルーランの肖像〉ゴッホの描く赤ちゃんって、なかなか貴重な気がしますが、ゴッホ独自の、赤ちゃんのもつ生命力を表現する力が感じられました。

ピエール・ボナールの〈感情のアルファベット〉、カルタみたいな感じで、ものではなく感情を表したものを作ったそうですが、未完に終わり、出版もされなかったそうですが、「作ってあげよう」という気持ちも伝わってきて心ほっこりでした。

2018年に六本木の国立新美術館で開催された「ピエール・ボナール展」でも特に彼の描いた猫の絵が話題になりましたね。この展覧会でも、食卓に猫の後ろ姿がなんとも言えない作品もありました。

ドニの子ども、ノエルの5歳の姿を描いたサクランボを持つ肖像。子どもが、どうか、無事に育ってほしいと心から願う気持ちも伝わってきます。

〈赤いエプロンドレスを着た子ども〉は、一目惚れ。この女の子に会いに来たのです。心和む作品。こちらはガラスケースにて展示されていました。青い目とふわふわの巻き髪、ピンクの花に、赤とピンクの何とも言えない模様のエプロンドレスにブーツ。ちょっと駆け足のような、なびいているエプロンドレスに風を感じるようなそんな作品。グッズがあったらぜひ買いたかったんだけれども。

壁紙〈ばら色の船〉、も色と言い、こんな壁紙の部屋だといいなあと思いました。

乗り合い馬車〉エドゥアール・ヴァイヤールの作品も、姉妹と思われるお揃いの帽子と服を着た女の子の後ろ姿が、今でも、例えば電車の中で、例えば車の後部座席で、このような風景に出会えそうで、時代を超えて重なる風景に目が奪われる。

時代を超えて、人種や国を越えて、子どもを見る回りの大人の目線と気持ちは、本当に共通していて、共感できて、その画家の目線で、自分の回りの子どもと、画家の見ている子どもが重なるような、絵の前に立つとそんな空間がありました。

自分の子どもだったり、姪っ子だったり、ゴッホが描いた「赤ちゃん」は、親しくなった郵便配達員さんのところに生まれてきた赤ちゃん、生活の中の身近な子どもたち、画家たちの生活が、特別なものではなく、誰でも感じうる「人」の感情を観ているこちらも感じられる、優しい展覧会。

ポールランソンの〈アナトール人形劇〉、とってもシュール。絵の回りの縁絵の部分も、細かく表現されていて、心をくすぐられました。シュールと言えば、こちら↓のヴァロットンの版画も、色が無いのに、その雑踏の喧騒が聞こえてきそうな作品たちです。

【写真撮影可能なコーナーもありました】

ヴァロットンの版画作品。

これらはグッズにもなっていて、あーん、この一番下の惚けた子どもの表情、もうたまらん!(笑)良いよね!

【ショップ・グッズ】

最初の部屋は、企画展のグッズ。

ガチャはハンカチやピンズが1回300円。

ハンカチも絶妙な色使いで、大きさも持ち運びしやすく、予備でも持っているのに重宝しそうなサイズ。日本製。

ピンズは特殊な樹脂で印刷面をコーティングする技法が用いられていて、手が込んでいる!

サコッシュ1回500円(500円玉)

両替してもらえます♪

サコッシュカプセル↓

肩掛けできるサコッシュ。
5種類のうち4種類は、1枚ずつ、職人さんにより、丁寧にシルクスクリーンでハンドプリントされたもの。残りの1種類は、国内有数の最先端技術をつかったフルカラープリントだそう。

こちらが出てきました。

表裏2箇所にポケットあり。裏は、被せるタイプで蓋になるような作り。中身が飛び出さないような工夫がされていて、細かい氣配り溢れる嬉しい作り。

クリアファイルは、今回の展示の絵を裏表に散りばめられた、広げるとA3サイズも折ってファイルできる仕様。この大きさは珍しいですよね。

ポストカードは、塗り絵ができる二枚組という氣配り!(税込み¥153)

会計は、その先の部屋で。こちらには「ウイリアム・モリス」のグッズや、ルドンのグッズも販売されています。

ウイリアム・モリスのパターンのこのトレイ。風水的にも柑橘類とザクロで開運柄!一目惚れで、思い切ってお持ち帰り。ラウンド型もありました。

ショップには客がその時は私一人だったのもあってか、スタッフさんが在庫しているものを出してきてくださって、「模様がそれぞれ違うのでお好きなのをどうぞ」と声をかけてくださった。「花が入っているのといないのとか」とアドバイスいただき、花も入っているこちらにしました。

袋が有料になっているので、よかったら、エコバッグをお忘れなく!

心が温かくなる展覧会でした。

「自分の中の子どもを元氣にしてあげると良い」と心理学やセラピーで言われますが、そのための工夫も盛り沢山な展覧会になっていると思います。

そして、子どもの絵と言えば、国立西洋美術館の常設展の、ルーベンスの「眠る二人の子供」も、とても愛らしくって、大好きな作品なのでした。

図録、買っておけばよかったなーと思いました。

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