「世の中に増えればいいなあ」と思うものは何ですか?
最近、よく耳にしたり、目にしたりした言葉は「こういうのが世の中に増えればいいなあ」だ。こちらの本「やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義」(伊藤羊一・著/PHP研究所)の中にも、
「Free Flat Fun な場を世の中に増やしたい」
やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義」(伊藤羊一・著/PHP研究所)
という著者の思いが書かれていた。
今日は、そう言えば東京ディズニーリゾートが再開する日だったけど、それはウォルト・ディズニーのたった一人の「こういうのがあったらいいなぁ」から始まって、「エンタメの夜明け ディズニーランドが日本に来た日」という本で知ったのだけど、日本の京成電鉄の川崎千春さんが「日本の子どもたちにもそういう場があったらいいなぁ」から始まったと言っても過言ではないと思う。こんなに世の中の人から愛されている場所になったのも、この方達と周りの人の「こういう場所があったらいいなあ」という情熱から始まったのだ。
「目の前の人の役に立つこと」が自分のモチベーションの源泉だ。
やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義」(伊藤羊一・著/PHP研究所)
これは、年を重ねて来たら、身を以て納得する言葉かも知れない。自分自身の経験からも、周りの人の話を聞いたり観察したりして、実は最も外せないことなのではないかと思う。快く「目の前の人の役に立つこと」「目の前の人が喜ぶこと」を行動に移せる人で在りたいと願う。
「環境を変えるとそれだけでうまくいく」
やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義」(伊藤羊一・著/PHP研究所)
「環境を変える」と聞くといつも心に思い浮かぶのは「みにくいあひるの子」の物語です。周りの存在が「自分たちとは違うから」といった理由で「お前はみにくい(ダメな存在)」と暗示を与えてくるような「辛い環境」に「自分はそういうものなのかな」とそのまま身を置かず、何度でも諦めずに環境・場を変えていき、ついには周りの人もそこにいると「美しい(白鳥たち)」とそう思われる環境に辿り着き、見つけることができて「本来の自分とは美しい存在だったんだ」というところで終わる物語。「環境を変える」のには勇氣も必要になりますが、「それだけでうまくいく」というのも一理あると思います。
「自分の幸せと社会の幸せを両立せよ」
やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義」(伊藤羊一・著/PHP研究所)
先の引用「『目の前の人の役に立つこと』が自分のモチベーションの源泉」と言ったことの広い意味が「自分の幸せと社会の幸せ」の両立に繋がっていくのかな。「世の中に増えればいいなあ」と思うもの、もここにあると思う。「人はその人が考えた通りの人になる」から、常に「目の前の人の役に立つこと」「自分の幸せと社会の幸せを両立する」ということを頭に入れ、心に思い描くようにしていたい。
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やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義
この「エンタメの夜明け」も本当に好きな本の一つ。男たちの情熱が伝わって来ます。
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新装版「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日 (講談社+α文庫)