今年は5周年になる『宮古島工房うむくとぅ展』、4月13日まで、東銀座の銀座志ま亀本店さんにて開催されています。
宮古の島言葉「うむくとぅ」
主宰の東郷澄恵さんより「うむくとぅ」は宮古島の言葉で「知恵」という意味だそうです。「アイデアをしぼって島の伝統やものづくりをしています」との思いで、宮古島の手仕事を受け継いで、糸を紡ぎ、染めるところからのお話しも今回お聞きすることができました。
毎回、その緻密で繊細な透け感と紋様、色味にため息が出ます。
当ブログでは2023年8月の記事で『宮古島工房うむくとぅ展』のご紹介をしております。ぜひ併せてお目通しください。
雨模様でちょっとしっとりのお天気でしたが、お召し物を見る側も涼やかな氣持ちになりました。
よく見ると、着物地には宮古上布の特徴の白の十字が入っているところと、そうでないところとあって、その技術にもため息です。
帯の色味も、落ち着いていて、涼しげで、こちらも草木染めで、ススキや藍で染められているのだそう。

新作の、同じススキで染められていて、海辺をイメージされた砂浜と貝を描かれた帯も、風をイメージされたという帯も素敵でした。
店内には、沖縄本島や近隣の島のお品も展示されていて、それぞれに特徴があって、それぞれの文化に思いを馳せました。
グラデーションが美しい、東郷澄恵さんデザインの浴衣の反物も。
↓こちらは以前のうむくとぅ展で販売されていた手ぬぐい。参考までに。

〈ルドルフ・シュタイナーの語る『暮らしについて』〉
『うむくとぅ展』で目にした作品に感化され、思い出したことがありました。ここのところ周りの何人かに薦められて読み始めたルドルフ・シュタイナーの言葉です。
「自分で作れるものを使うのは無害。自分で作れないものを使うと有害」
「人は自分がよく知っているものを使って暮らしているときは心が安定している。よく分からないもの、ほとんど分からないものを使うと無意識に不安になるという。」
「身近なものを思考の対象に取り上げて、それがどんな材料からできているか、その材料がどういうふうに加工されたのかできあがる過程を考える」
但し、「機械を使わない生活にする」という選択肢もあるけれど、それよりも前向きによく理解して使おうとする。
シュタイナー式優律思美な暮らし 華徳福ライフの手引き 西川隆範
あぁ、澄恵さんや宮古島工房の方々の手仕事や暮らし、素敵だなぁと思いました。そして、澄恵さんのお話しを聞けて、材料や工程を知ることができて、少しだけでも「丁寧な暮らし」に近づけたかな。
銀座志ま亀本店さん
さて、この度は「志ま亀」さんがどのようなお店なのか、全くの無知でお伺いいたしました。
七代目女将 武内美都さんより引き継がれた白瀧さんから、「志ま亀」の伝統や図案、艶やかな「志ま亀カラー」と呼ばれる色についても、その反物を目の前にしながらお話しを聞くことができました。あぁ、この色たちを、「鶯色」や「橙色」だけでなく、日本の色言葉をもっと知りたいなぁと思いました。
「志ま亀」の暖簾などにあるこの鳥は「シマドリ」なのだそうです。
とても贅沢な空間と時間で、ありがたい思いでした。






















































































































































































































