暑さも長雨も一段落、混雑は覚悟で上野・東京都美術館へ。閉幕間近の『大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画』、間に合いました。心残りがありまして、今でも夢で見るくらい。学生時代、夏休みの間イギリスにホームステイをしました。週末にはショートトリップでコッツウォルズやスコットランド、オックスフォードまで足を伸ばしました。もちろんロンドンも!しかし大英博物館へは行かなかったのです。そのことは今でも心残りなのです。
チケットは今回も事前に【パルシステムチケットサービス】で購入。
一番の楽しみは、3組の襖絵。 これらはもともと、奈良の談山神社(かつての妙楽寺)にあったもの。明治の廃仏毀釈によって寺が廃された際、散切(さんぎり)となって各地へ渡りました。同じ間を彩っていた《春景花鳥図襖》(現・青森県中泊町の旧家・宮越家所蔵)と、《秋冬花鳥図襖》(現・大英博物館所蔵)。 そして、《秋冬花鳥図襖》の反対面であり、隣の間を彩っていたのが、シアトル美術館所蔵の《琴棋書画仙人図襖》です。これらのかつて同じ空間を創り出していた名品たちが、今回、約150年ぶりに一堂に会しました。そのことをテレビで知って、胸が熱くなったのでした。
〈9:22〉都美館到着。
混雑緩和のため、9月29日(火)~10月18日(日)の開室時間は9:15に変更になっています。

ここで記念撮影。

この先、右に進み、目の前の下りエスカレーターで館内へ。
閉幕間近の大英博物館とくれば、かなり多いだろうと覚悟を決めて行きました。とはいえ、平日の朝一番、ちょっとはゆっくり観られるか、と淡い期待を抱いていましたが甘かった。
チケット売り場、この時間すでにインフォメーションのあたりまで列が伸びていました。事前に買っていてよかった。
〈9:28〉入場列に並ぶ
貴重品と身の回り品以外をコインロッカーに預け、お手洗いを済ませて入場列へ。
横4列で並びます。列はこのときすでにチケット売り場の近くまで伸びていました。
〈9:43〉会場入口横、ロビーの看板前
ロビー前で横4列から2列に。ロビーにもQラインがあり、何折りもの列。ここが入場の待機列で埋まっているのなかなかない。

ここまで来るのに、何度もQラインを折り返して、この先ようやくチケットカウンター。
*会場以外でチケットを購入された65歳以上の方、学生の方など年齢が分かるものをお手元にご準備くださいとのこと。
〈9:48〉ようやく入場
会場に入場するまでちょうど20分かかりました。
【プロローグ 大英博物館と「日本」をつないだ貢献者たち】
《色絵菊文人物鈕蓋付壺》古伊万里から始まります。そして蒔絵。細やかな細工に当時日本を訪れた外国人もため息がもれたことだろう。《巫女形埴輪》が、そんな中ひょっこりと鎮座している。
【第1章 花開く江戸絵画 1-1江戸時代以前】
狩野派《滝龍図》の龍、うっすらとしているけれど、龍はどうしていつもこんな顔をしているのだろう。安心感のある龍だった。
【第1章 花開く江戸絵画 1-2江戸時代前期 襖絵のみ写真撮影可能】
注目の襖絵、会えた。
狩野宗眼重信《秋冬花鳥図襖》大英博物館蔵

花に鳥に、水の流れ。金銀や、白、紅、葉の青の美しさ。花木はツバキ、ウメ、カエデ、フヨウ、ヒノキ(東京都美術館公式ホームページ見どころより)。

水の青と愛らしい雁、鴨、千鳥。

「繊細な花や鳥の描写と、水の深い群青色は、桃山後期から江戸初期の狩野派の作品の特徴の一つ」(東京都美術館公式ホームページ見どころより)。

〈狩野宗眼重信《春景花鳥図襖》 個人蔵〉

周りの人の会話が自然に耳に入ってくるのですが、「あ!ホントだ!」と見るところの参考になる。

「雌鳥が雛をつれているよ。こっちに雄鶏も描かれている。雄鶏は羽が美しいね」とか。

狩野宗眼重信 《琴棋書画仙人図襖》シアトル美術館蔵

「見て!瓢箪から駒!」これも周りから聞こえてきた声。見逃さずに済んだ。
【第1章 花開く江戸絵画 1-3江戸時代中期から後期、そして明治へ】
柴田是真は植物の絵もいいですが、ここでは鬼も描いていた。《妖怪絵巻》も。この時代も怖いものも魅力があったのですね。《狐の嫁入り図》、うしろから「これが狸だったら、ちょっとユーモラスになりすぎちゃうんだろうね。」と誰かの会話が聞こえてきた。なるほどね。そして、見どころの一つ、初里帰りの円山応挙《虎の子渡し図屏風》。あと一枚、応挙《虎図》、岸駒《虎図》と虎が並ぶ。
中村芳中《四季草花図屏風》華やかだけど凛としてる。西山芳園《虫行列図》もユーモラス。
【第2章 浮世絵 江戸の「いま」を映す万華鏡】
ここがまた激混みでした。私が目にしたことのある名前は、写楽、北斎、歌川広重、歌川国芳、暁斎、菱川師宣。喜多川歌麿、初代歌川豊国、鈴木春信、などなど。出し惜しみなしの、豪華な展覧会でした。
今回も学芸員さんの解説の広さと深さに感嘆。
〈12:58〉退場 所要時間3時間超え!!
美術展は体力必須。足が棒になりました。

〈13:07〉中央棟1階 cafe Art(カフェ アート)で一息
この時間帯、ちょうど残り1席空いていました!もうちらほら木々も色づいています。

【平日午後の混雑状況】
チケット売り場の列は、午前中より長く、インフォメーションの先まで伸びていました。
そして、なんと!建物を出て、LB階からエスカレーターで1階にあがると、エスカレーター横の壁に沿って建物側に入館の列ができていました。どうやらチケット売り場の列のようでした。
事前にチケットを買って、朝一番で行ってよかった。
※〈この場所の風景―上野・大牟田・ブエノスアイレス〉大英博展チケットで100円観覧いただけます。

しかし、体力残っておらず、諦めました。





















































