【東京国立博物館】〈特別展 はにわ〉、閉幕間近の平日朝一番で行ってきました。
混雑状況は一つ前の記事こちらから↓
今年になってハマった歴史。天神さまとして親しまれている菅原道真さんは、先祖を辿ると、土師氏、そして野見宿禰とのこと。その土師氏が大王の喪祭で墳墓に埋葬する埴輪の制作を担っていたと、ちょっと検索すれば出てくる。その辺りも興味があり、トーハク〈はにわ展〉へ!
実際のところ、この〈はにわ展〉では土師氏の名前は見かけませんでしたが。
所要時間
途中、椅子に座ったり休憩しながらゆっくり観て回って、2時間くらいでした。
会場内の様子
第1会場入ってすぐ、〈踊る人々〉が迎えてくれます。こちら撮影OKなので混雑していました。
実は踊っているのではなく、馬を引いているという説も。
個人的には出土した場所の名前にも興味が持てました。
例えば、〈36 円筒埴輪〉は奈良県三宅町石見出土。奈良にも「三宅」や「石見」という土地の名前があるんだ!そして「千葉の下総(しもうさ)」、これは「大分の宇佐」繋がり?などなど。
↓神社の千木のようなものが見られますね。横削ぎですね。
【船形埴輪】
船形埴輪は東京のみの展示のものもあります。
馬具に鈴のようなものがついていて、この時代にはすでに鈴がこの形をしていたのも驚きでした。
まもる
ここでは、「まもる」役割の埴輪に、「笑う」があったこと。笑いはまもる役割もあると古代の人々は考えたのですね!
〈117 埴輪 子を背負う女子〉
〈118 埴輪 乳飲み子を抱く女子〉
いつの時代も子は宝です。
〈119 犬猿の円筒埴輪〉
犬に追われて、樹上に逃れた姿。「この頃から『犬猿の仲』だったのねぇ」と近くの鑑賞者の会話が耳に入ってきた。
〈127 埴輪 笑う男子〉
JR上野駅カフェ
帰りは「エキュート上野」公園改札外2階『やなぎ茶屋』に立ち寄り一服。